新築住宅の1%が、シックハウスといわれています。2005年。夏から秋にかけては、妊婦の妻・治子と3歳の長男・丈といっしょに物件を見ました。わたしが選んだのは中古の一戸建て。2006年2月12日、あえてリフォームせずに引っ越しました。当初、フローリングに無垢材、壁や天井にルナファーザーを貼ろうと考えていました。しかし、無垢材からも人体に刺激を与える物質が揮発しているケ−スもあります。天然素材を盲信するのも危険だと思っていました。
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4月13日、ぶじ女の子が生まれました。1週間で退院した妻と赤ちゃん。2階のバルコニーに面した部屋で寝起きしました。日当たり風通しのいい6畳の洋室。なるべく不要なモノは置かないようにしました。まだ名前のない赤ちゃんは、ほとんど寝ていました。当たり前ですね。両手をグーにしてバンザイしたままです。まだ寝返りも打てません。眠る。泣く。母乳。赤ちゃんにとって家は無防備な生命を守るシェルター。世界のすべてなのだと実感しました。1か月たって外気浴に出られるようになりました。北窓のポリエステルカーテンをコットン製に取り替えました。化学物質はなるべく減らそうと妻へ言いました。浴室、リビング、和室、赤ちゃんの世界は広がってゆきました。