外断熱に比べ3倍の断熱効果がある

2011.10.14

鉄骨や鉄筋コンクリート(RC)の建物なら、壁や柱が熱を通しやすいので、外断熱(つまり、外側から熱を包み込む手法)が確かに優れていますが、木造の場合は、木自身が、ログハウスの暖かさに見られるように熱を通しにくいので、壁の中に充填する充填断熱でも何ら問題はありません。内断熱とは本来、壁や柱の「内側」で断熱することを言い、木造は壁の「中」だから、内断熱と表現すること自体、難しいのです。国の省エネ基準も、外張り断熱工法と、内充填工法と呼び分けています。確かに、熱の計算(壁や柱、床や天井から、どのくらい熱が逃げるかの計算)をすると、柱・根太・梁などいわゆる構造部分か外断熱が良いのは、ビルやマンションら逃げる熱が15%はあります。だから、外断熱に換算すると、いわゆる“内断熱”はその断熱材の厚みの85%の性能と同じになると言う事です。そういった面では、外断熱は優れています。しかし、外断熱は構造上その断熱材の厚みを厚くする事が出来ないためせいぜい、30〜50ミリ程度と薄く、ウレタンに比べ、65〜70%の断熱効果しか見込めないため、仮に50ミリの発泡ポリスチレンを使うと、ウレタンの30ミリ程度の断熱性能しかないことになります。ウレタンを壁の中に20トンの圧力をかけながら、充填する「高圧充填工法」は、105ミリも厚みがあり外断熱の85%の効果だから、外断熱に換算すると、90ミリの厚さと同等の性能があるのです。つまりこれまでの外断熱に比べ3倍の断熱効果があると言う事です。

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