日本は老人大国になる

2011.11.12

平均寿命の向上と出産数の減少により、人ロピラミッドは、老年層の増加を示す傾向にあり、社会福祉政策もますます改善されなければならないであろう。こうなると、当然、老人福祉を対象とした工事が、今後の建設投資として浮上してくる。現に老人ホーム、老人病院に対する建設ウェイトは、近年急激に高まってきている(これに対する諸融資制度もきわめて充実してきている)。同じ住宅にしても、もはや二DKなどは貸家用などであって、一般家庭向けは3LDK、4LDKが主流になっている。

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さらに、これに両親(老人)を加えた居住構成(二世帯住宅)によるものを対象にした住いも人気が出てきている。老夫婦と新世帯がいわゆる「スープの冷めぬ距離」に住むことである。このためには、従来の二戸合体型や、五〜六LDKといったさまざまなものが工夫されているが、要は、世間のニーズに合致したものを(構造、様式だけでなく価格まで)どうやって生み出すかにかかっている。そのためには、まず世の中の動きをよくつかむことが肝心であろう(量から質への転換も必要である)。