悪徳業者による収奪貸し付け(PredatoryLending)

2011.10.14

サブプライムローンの実行段階で発生している、違法行為に近い不正行為が収奪貸し付けである。これに関しては、大洋和人著『サブプライムの実相』(商事法務、二〇〇七年十二月)に詳しく書かれている。主なものを抜粋・引用させていただくと次のようになる。〈主な手口〉・五年間で四・五倍にもなった事例を示し、借り入れ条件や手数料、借り入れに関する費用などを示しながら数字のマジックを使って借入人を勧誘する。・弁済損害金などについて法外な数値を並べ、期限前返済が不可能と思わせる。・巧みな話術で、債務者の返済能力は無視し、とにかく新規契約をあおる。〈法外な手数料〉・実際の手数料を金利などに置き直すことで、金利と実額の錯覚を起こさせる。・二〜三年で、リファイナンスを実行させ、そこでまた手数料を稼ぐ。〈責任放棄〉・自らは会社などを倒産させ、問題発生時の責任遡及から逃れる。・新たな会社を設立し、同じような行為を繰り返す。悪徳業者はどこにでもいる。詐欺師や勧誘業者の話術はよく考えられており、引っかかりやすいのも事実である。

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